給湯器におすすめメーカーは無い!|あなたが正解と思ったものが正解

本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

給湯器の販売・取付を行っている佐藤設備の佐藤と申します。

 

給湯器の交換・買替を検討しているお客様から「給湯器メーカーのおすすめってどこ?」と聞かれることがあります。

その度に私は困ってしまうのですが、意外とユーザーはおすすめメーカーの存在を知りたいようですね。

 

私は給湯器を交換するにあたって「おすすめメーカーを考える必要はない」と考えています。

以下では、その内容について簡単に解説して参りますので、ぜひお付き合いください。

給湯器の人気・シェア率について

ところで皆さんは、給湯器のメーカーをどれだけ知っていますか?

私はこの業界に入ってもう30年近くになりますので、一般の方よりは多少詳しいのですが、学生の頃はと言うと自分の家で使っていた給湯器メーカーの名前すら分かりませんでした。

 

ちなみに今回、この記事を書くにあたって各メーカーのシェア率について軽く調べました。

…が、各メーカーが発表しているデータに無視できないほどの誤差があり、ハッキリとしたことが言えないと判断したので、ここでは大雑把に解説していきます。

 

まずガス給湯器に関しては、リンナイとノーリツが頭1つ分抜きん出ており、それをパロマやパーパスが追いかけているという状況のようです。

こんなことを言ったら関係者の方に怒られてしまうかもしれませんが、ガス給湯器の場合は「リンナイとノーリツの2強」と言っていいかもしれません。

 

石油給湯器は「長府製作所とノーリツとコロナの三つ巴」と言われています。

 

給湯器メーカーには差があるの?

先に申し上げておきますと、給湯器に関しては車やテレビなどと比べて「メーカー独自の技術」という部分の差が小さいように思います。

小さいと言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、多くの人は給湯器に対して「お湯が使えれば良い」という考えではないでしょうか?

 

一方で車なら「タイヤが4つ付いていて走ればいい」という考えをしている人は少なく、見た目を重視するのか、操作性を重視するのかによって変わってきますよね?

 

給湯器メーカーの違いは細かい部分では存在するのですが、ユーザーが重視するような「燃焼音の大きさ/故障率の違い/本体価格」という項目では、いまいち差が見られません。

 

もしお客様が「(価格が安くて壊れにくくて燃焼音も小さい給湯器を作っている)おすすめメーカーってないの?」という意味でおっしゃっているのであれば、そのようなメーカーは無いと思ってください。

 

「おすすめメーカーは〇〇」という発言の意図

おすすめする人の思い入れ

私自身、色んなメーカーさんの営業担当者や修理スタッフとお付き合いさせてもらっていますが、やはり多少の好き嫌いは生まれるものです。

当社が困った際に助けてくれたメーカーさんには良くしてあげたいと思いますし、もちろん逆のパターンもあります。

 

そういう感情から「おすすめメーカーは〇〇〇〇ですよ」と答える関係者はいるかもしれませんね。

やはり自分にとって良くしてくれるメーカーさんは、それだけで技術力もあって、商品の品質も良く見えてしまうことも少なくないですから。

 

仕入金額が安い場合

取引が多い相手であればあるほど、仕入れの金額が安くなることが多いです。

実は給湯器は基本的な性能が同じなら、メーカーが変わっても金額差が生まれるということがありません。

 

つまり同じ30万円の製品だとしても、取引が多くて安く仕入れられるメーカーの製品を買ってもらえれば、取付業者・販売業者としては儲かるんですね。

もちろん業者が安く仕入れられるということは、お客様にも安く提供できるということにも繋がるので、WIN-WINの関係だと言えるでしょう。

 

上の方でも申し上げましたが、給湯器の各メーカーの差でユーザーが実感できる部分は非常に小さい部分ですから、多くの場合でおすすめメーカーはありません。

となると、性能が一緒なら「少しでも安い製品=おすすめ」になると思いませんか?

 

メーカーにはこだわる必要なし

テレビならレコーダーなどの周辺機器とメーカーを揃えることで得られるメリットもあります。しかし、給湯器にそれはありません。

多くのものはデザインが良いものは金額的にも高い傾向にありますが、給湯器の見た目にこだわるというユーザーはいないでしょう。

 

給湯器は多くの家電とは違って、安いから粗悪品ということにはならないです。

同じ性能なら定価で金額差が生まれるということは考えにくいですし、金額的に安くなるものは取引が多いもの、つまり売れている給湯器(メーカー)ということになります。

 

給湯器を購入する場合は、メーカーは度外視にして「最終的な購入金額」で決めてしまっても良いと思いますよ。

 

安い給湯器を購入する際の注意点

これまでの話をまとめると「給湯器にはおすすめメーカーなどはなく、悩むなら金額的に安いものでもいいのではないか?」とご説明しました。

 

しかし、1点だけ注意点があります。

それは「メーカーを比較する際は、同程度の能力を持った機種で比較する」ということです。

 

給湯器と一口に言っても、燃焼能力には差があります。

お湯張り機能の有り無し、暖房機能の有り無しでも金額が大きく変わるので、メーカーを比較する際は必ず同程度の能力で比較するようにしましょう。

 

まとめ

給湯器におすすめメーカーはありません。

メーカーで悩むよりも「従来型にするかエコタイプにするか」「燃焼能力はどの程度のものにするか」など、他に悩むべき部分はたくさんあります。

ガス給湯器の場合ですと、リンナイかノーリツが最安値で販売されていることが多いため、お好みで問題無いと思います。

燃焼能力や機能の有無でご検討くださいませ。

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